「輸入住宅」特徴とその魅力を解説!/Web住宅展示場
2021/09/02
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本日は「輸入住宅」について解説したいと思います!
輸入住宅に興味がある方はもちろん、輸入住宅って何?という方も読んでいただければ幸いです◎
「輸入住宅」の定義とは?
そもそも輸入住宅の定義とはなんでしょう?
見た目?性能?
様々捉え方はありますが、輸入住宅産業協会では
「輸入住宅とは、海外の設計思想による住宅を資材別またはパッケージで輸入し、国内に建築する住宅のこと」
と定義しています。
この「海外」とは多くの場合、北欧や北米のことを指します。
海外の設計思想とは…?
輸入住宅の定義に「海外の設計思想」と出てきましたが、一体どんな思想でしょうか?
日本の建築との違いを考えながらご紹介していきます。
建築工法の違い
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一つ目の設計思想は「工法」
日本の場合、一般的な工法は「在来工法」とも呼ばれる「木造軸組工法」です。
これは「柱」で支える工法で、日本の蒸し暑い気候に適した優れた工法だと言われています。
これに対し、輸入住宅では多くの場合「2×4工法(ツーバイフォー工法)」に代表される「木造枠組壁工法」を採用しています。
これは「面」で支える工法で、北欧の豪雪や北米のハリケーンに耐えられる堅牢な造りと言われています。
また、この「木造枠組壁工法」は同じサイズの合板と規格角材を組み合わせ、箱を作るように壁・天井・床を作っていくとても単純な工法です。
そのため、高度な技術が必要ではなく、品質が一定に保ちやすいという特徴もあります。
さらに北欧系住宅では木造枠組壁工法の一種である「パネル工法」も多く採用されています。
パネル工法では部材を予め工場で組み立て、現場に運んで完成させるという特徴があり、品質の一定、工期の短縮というメリットがあります。
ただ、デメリットとして日本の「木造軸組工法」に比べ輸入住宅の「木造枠組壁工法」は間取りの柔軟性が低い、建てた後のリフォームがしにくい、といったことが挙げられます。
しかし、最近では日本でも「2×4工法」などの木造枠組壁工法を採用している住宅会社が増えてきています。
これはこの工法が地震にも強いとされているからです。
高気密高断熱住宅
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輸入住宅の輸入先である北欧や北米は日本よりもさらに厳しい気候環境にあります。
冬は氷点下30度、夏場は30度以上…
そんな環境に耐えられる住宅づくりが何十年も前から行われているのです。
窓ガラスは3層ガラスが当たり前。
今でこそ日本でも高気密高断熱が大切だと言われていますが、それよりももっと前から高気密高断熱住宅を造っている歴史があるのですね。
ゆとりある「基本寸法」
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住宅には「基本寸法」と言われる決められた寸法があります。(モジュールとも呼ばれます。)
この基本寸法が日本の場合だと、「一尺=910㎜」とされていることが一般的です。
もしくは、大きくても「メーターモジュール」と呼ばれる1000㎜です。
ですが、ヨーロッパでは一般的に「1200㎜」、北米では「1220㎜」とされています。
そのため、輸入住宅の規格寸法で家を造ると自然とゆとりある間取りに仕上がるのです。
廊下の幅、階段の幅が広いということはゆったりと贅沢に感じることに加え、車いす生活にも対応しやすいと言われています。
流行に左右されない「伝統的なスタイル」
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輸入住宅には様々な伝統的スタイルが存在します。
例えば、素材を活かしたドーマー窓や木製のサイディング壁が特徴的な「アーリーアメリカンスタイル」や、タイルや木をふんだんに使った「スカンジナビアンスタイル」、総煉瓦造りの「ジョージアンスタイル」、地中海の明るいイメージを取り入れた「プロバンススタイル」などがあります。
数々のスタイルがありますが、どのスタイルにも共通しているのが、
無垢のフローリングや木製の窓飾り、モールディング、タイル、煉瓦など自然の素材感を大切にしていることと
どのスタイルも古くから伝統のあるスタイルだということです。
「輸入住宅」の魅力
海外の設計思想・・・4つご紹介しました。
❶品質の安定・耐震性に優れた「木造枠組壁工法」
❷厳しい気候環境に耐える「高気密高断熱」
➌ゆとりある間取りを生む「1200㎜・1220㎜モジュール」
❹流行りすたりのない「伝統的なスタイル」
これが輸入住宅の特徴であり、魅力であると言えますね。
また、輸入住宅の建築価格は日本の大手ハウスメーカーと同等程度。
海外の本物インテリアを取り入れたい!と思われる方は、案外パーツで輸入するよりも、輸入住宅のメーカーで建てた方が割安になる場合もあります。
ぜひ一度、輸入住宅もご検討くださいね!
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございます!
家づくりの参考にしていただければ幸いです。
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