断熱で快適な住まいへ!種類やメリットをご紹介!❷/Web住宅展示場
2021/02/17
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
前回に引き続き、今回も断熱についてお話しさせていただきます。
前の記事では断熱材の種類やそれぞれの性能について解説しましたが、今回は、その断熱材の工法について解説いたします!
代表的な2種類の断熱工法
断熱工法は充填断熱(内断熱)と外張断熱(外断熱)が多く使われます。
木造住宅において、2つの工法に優劣はありません。綿密な計画のもと、しっかり施工されれば、快適な空間にすることができます。
充填断熱工法
充填断熱工法は、柱や壁の間など、構造材の間に断熱材を充填する方法で、広く一般的に用いられています。
使用される素材はグラスウール、ロックウール、セルロースなど、繊維系の断熱材がほとんどです。
メリット
外張断熱工法にくらべ費用が安く済むことや、壁の内側への施工のため、新たにスペースを作る必要がなく、敷地面積に影響しないなどがあげられます。
また、多く普及している工法なので、技術面での安心感があることもメリットの一つです。
デメリット
柱あるとそこで断熱が途切れてしますため、性能が落ちてしまうことや、気密性が悪いと壁内部で結露が起こり、カビや腐食の原因となります。
壁内の結露を生じさせないよう、気流止めの構築や防湿フィルムを貼るといった施工が肝心になります。
外張断熱工法
外張断熱工法は、柱など、構造材の外側を断熱材でくるむ工法です。
硬質ウレタンフォーム、押出法ポリスチレンフォーム、フェノールフォームなどが使用される主な断熱材です。
メリット
全体を包み込んでいるので気密性が高く、結露や腐食が発生しずらい点や、
壁の内部の配管や配線に配慮する必要がないことがあげられます。
デメリット
充填断熱にくらべ、施工費用の相場が高いことがあげられます。
断熱材が厚くなると、荷重で外壁が垂れる恐れがあるため、施工には注意が必要です。
まとめ
断熱材の工法には2種類あり、それぞれのメリットやデメリットをご紹介しました。
どちらが優れているというわけではなく、一長一短があるので、難しく感じるもしれません。
ですが、Web住宅展示場オンライン相談ではお客様の不安を解決いたします!
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