窓のサッシその種類とメリット・デメリットを解説!/Web住宅展示場
2021/04/15
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本日は窓のサッシ、その素材についてです。
家を建てる、家を購入することがない限りあまり気になる部分ではありませんが、素材によって性能やメンテナンスが変わってきます。
メリットとデメリットをよく把握して選択してくださいね。
窓サッシの素材1「アルミ」
窓のサッシとは、窓のガラスを挟み込んでいる枠の部分のことです。このサッシに良く使われる素材、その1は「アルミ」です。
アルミは安価で軽量、耐久性が高いことから窓のサッシに良く使われています。
また、耐久性があるので、枠を細く作ることが可能です。窓ガラスの面が大きいすっきりとした印象の窓にすることができます。
ただ、熱伝導率が高く、外気の熱さ・寒さをダイレクトに伝えてしまうことが難点です。
冬場は結露ができやすく、放っておくとカビが生えてしまう可能性もあります。
この時に危険なのが窓の周りの木が水分を吸ってしまうことです。そうならないためにも、アルミサッシを使う場合は防水処理をきちんとしておきましょう。
窓サッシの素材2「樹脂」
アルミサッシの熱伝導率の高さを克服しようと開発されたのが樹脂サッシです。
熱伝導率はアルミに比べて、1000分の1と言われています。外気の温度が伝わりにくく、結露が起きにくいです。また気密性にも優れています。
耐久性については、アルミよりは劣りますが、数年で使えなくなるようなものではなく、表面が少し色あせる程度の劣化だと言われています。
ただ、窓枠が太くなること、窓が重たくなることがデメリットです。そして価格もアルミサッシに比べてかなり高くなるのが現状です。
西日がよく当たる窓など一部に限定して採用することも選択肢になるのではないかと思います。
窓サッシの素材3「複合サッシ」
複合サッシとは外側にアルミ、内側に樹脂を使ったサッシのことを言います。
ハイブリッドサッシと呼ばれ、建売住宅のセールスポイントとして広告に掲載されていることも多いので、聞いたことがあるの方も多いのではないでしょうか?
耐久性に優れたアルミを外側に使い、結露しにくい樹脂を内側に使うという理にかなった構造です。
樹脂サッシまではいらないけれど、ある程度結露を抑えたい、という方には良い選択肢になるのではないかと思います。
どれが正解かはあなた次第!
窓のサッシの種類とそれぞれの特徴についてご紹介しました。
コスト、性能、見た目のバランス、何を大切にしたいのかで正解は変わってきます。
一概にどちらが正解でどちらが失敗とは言えません。
性能で言えば、樹脂サッシの方が高くはなりますが、アルミサッシだからと言って暮らしにくい家になるわけでもありません。
コストをかけるところ、節約をするところ、自分の中での優先順位をつけて、メリハリをつけた家作りをすることがあなたにとっての良い家に繋がるのではないでしょうか。
それぞれのメリット、デメリットをよく理解して選択することが大切ですね。
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