「造作」の洗面化粧台にあこがれる!そのメリットと注意点/Web住宅展示場
2021/05/08
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さて、本日の本題は「造作」について。
中でもSNSでよく見る「造作洗面化粧台」についてのお話です。
造作とは?
既製品とは違うメリットや注意点は?
解説していきます!
「造作」とは
「造作」とは既製品の対義語として使われ、その家、一軒一軒に合わせて現場の大工仕事で作られるもののことを言います。
今回は洗面化粧台をピックアップしますが、この他「収納棚」や「机」「キッチンの囲い」などなどあらゆるものが作られます。
メリットは、自分の思い通りにオーダーメイドできること。寸法などもその場所や収納する物にぴったりに仕上げることができます。
また、「作り付け」なので棚や机の場合壁にしっかりと固定することができ、耐震性も高くなります。
デメリットは、既製品はショールームなどでその見た目や使い勝手を確認できるのに対して造作は完成してみなければわかりません。
また、使う素材や比べる既製品にもよりますが、造作の方がオーダーメイドのため費用が多くかかる場合が多いです。
造作洗面化粧台のメリットと注意点
「造作」についておわかりいただけましたか?
次に造作の洗面化粧台に絞ってそのメリットと注意点をご紹介します。
■メリット
造作洗面化粧台の一番のメリットはそのデザイン性です。
どんなものにするか、お願いする人・作る大工さんの腕が問われていますが、既成の洗面化粧台ではどうしても出てしまう生活感を感じさせないようなデザインにすることが可能です。
インスタグラムなどでぜひ「造作洗面化粧台」と検索してみてくださいね◎
「設備」というイメージではなく、「家具」のように空間にうまく溶け込んだ造作の例が多く見られます。
造作洗面化粧台で人気の素材は「モールテックス」や「タイル」です。水に強くお手入れも簡単なのにおしゃれが叶います。
こちらの造作洗面化粧台でもタイルが使われていますね!
また、空間にぴったりに収まることが造作するメリット。
限られた空間で、コンパクトな洗面が欲しい場合や、既成を置くにはスペースが足りないけれど、どうしてもツーボウル(水栓が横並びに2つ)の洗面化粧台にしたい場合など、造作で叶えられることがあります。
■造作洗面化粧台の注意点
次に造作洗面化粧台の注意点を見ていきましょう。
注意点その1
「イメージを正確に伝える必要がある」
既製品とは違い、オーダーメイドの造作。完成するまでは「イメージ」でしかありません。
その頭にあるイメージを正確に大工さんへ伝える必要があります。
写真やどうしてそれがいいのか、どう使いたいのか、どう見せたいのか、などできる限り細かい部分まで共有しておきましょう。
注意点その2
「素材」
洗面化粧台は水を使う場所です。あまり見た目にこだわりすぎると、手入れがしにくかったり水で素材がダメになってしまう場合があります。
また、水栓とボウルの相性も大切です。
相性が悪いと、周りに水がすごく跳ねてしまって使うたびに周囲がびしょびしょ…なんてことも。これはストレスですよね💦
見た目にこだわりたいから選ぶ「造作」ですが、その使い勝手もよく検討しましょう。
注意点その3
「既製品はとても考えられてる」
既製品はメーカーでプロが考えて仕上げられた商品です。使い勝手はもちろん掃除のしやすさや耐久性など考えつくされているものが多いです。
ここは造作が既製品に負けてしまう部分です。また、既製品を選べばメーカー保証の対象にもなります。
この点をよく理解しておく必要がありますね。
既製品は収納の使い勝手がいいものも多いですね。
以前は既製品はどうしても生活感が強いものが多かったですが、最近ではメーカーからも生活感を抑えたホテルライクな商品も多数販売されています。
絶対造作がいい!と思っていても、案外既製品で気に入るものが見つかるかもしれません◎
見た目・使いやすさ・耐久性、あとは金額、いろいろなものを比べて見てくださいね!
また、「造作」と「既製品」の良いところどりをする方法もあります!
例えば、水栓や洗面ボウル・収納は既製品だけど、鏡の部分だけを自分で買ってきたものを付けるなど。
こうすれば使い勝手良く、オリジナリティも出せますね◎
また、造作するよりもコストを抑えることにもつながります。
おわりに
造作・既製品・2つミックス…洗面化粧台一つとっても家づくりは悩むポイントがたくさんですね。
それが家づくりの楽しいところですが◎
迷ったときはぜひプロに相談してくださいね!
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