コロナで再注目!住宅の換気システム/Web住宅展示場
2021/02/23
ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は換気についてお話いたします。
新型コロナウイルスの影響で換気の重要性が高まっていますが、実は住宅において24時間換気システムが法律で義務付けられているのです。
人間が一生で一番取り込む空気が室内空気と言われています。
長時間過ごすおうちの空気が汚れていれば体への影響も大きいのです。
換気には「自然換気」と「機械換気」の2種類があります。
自然換気は窓を開けるなど、風の力や、温度差を利用して換気する方法、
機械換気は換気扇などの機械を利用して計画的に換気する方法です。機械換気は吸気と排気どちらに機械を作るかで3種類に分けることができます。
3つの換気システム
❶第1種換気・・・排気、吸気ともに機械で行う方法
最も換気を制御しやすい方法です。また、熱交換型換気が可能で省エネルギーというメリットもあります。
熱交換型換気とは、吸気と排気の間で熱交換を行い、夏は外気より冷たい空気を、冬は外気より暖かい空気を入れることができる換気扇です。
つまり、新鮮な空気と汚れた空気だけを入れ替え、室温はそのままにしておくことができます
初期費用やランニングコストがかかること、定期的なフィルターの掃除が必要になることがデメリットです。
❷第2種換気・・・吸気のみ機械で行う方法
室内の圧力が外よりも高くなるので、クリーンルームなどに用いられます。病院や工場への設置が多い。
住宅ではまず採用されません。
❸第3種換気・・・排気のみ機械で行う方法
コストが安く、最も普及している換気方法です。
ダクトを使わずに、壁に取り付けた換気扇まで空気の流れを作る方法と、各部屋の天井に換気扇を取り付け、ダクトで室外に排出する方法の2種類があります。
自然吸気になるので、夏場は熱気、冬場は寒気が入ってきて冷暖房の負荷が高まることがデメリットです。
最後に
上記の3つの換気方法のうち、第3種換気がこれまでの主流でした。しかし、近年の省エネ志向、健康志向から、
第1種換気を採用する住宅が増えています。
毎日生活してみなければ分からない部分にお金をかけるのは難しいと思いますが、お客様のこだわりによって、採用する、しないを判断してくださいね。
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