ZEHとは? 自家発電で光熱費をお得に!/Web住宅展示場
2021/02/21
ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)
ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、ZEH住宅についてお話しさせていただきます。
なんとなく環境にいい住宅、というイメージの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
環境にいいのはもちろんですが、住む方にも大きなメリットがあるのです。
ZEH住宅とは?
ZEHとは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略称で、「使うエネルギー≦作るエネルギー」を目指した住宅のことです。
建物の高断熱化や省エネ設備の導入によって消費エネルギーを削減し、太陽光発電を導入することで、CO2を排出せずにエネルギーを作り出します。
こうした取り組みによって、作るエネルギーが消費エネルギーを上回ることを目標としています。
ZEH住宅のメリット
ZEH住宅が環境にいいということはわかりましたが、住む我々にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
メリット❶家計に優しい
自家発電によってエネルギーを賄うので、家庭の光熱費も抑えることができます。
多くエネルギーを作ることができれば、プラスαの収入を得ることも可能です。
メリット❷補助金がもらえる
国が定めたZEH住宅の基準を満たすと、国から補助金が出ます。
2020年度の補助金額は1戸あたり60万円です。
採用方式には事前枠付与法式、抽選、審査の場合があり、確認が必要です。
また、申請時や認定に必要な費用も事前に確認が必要です。
メリット❸将来の資産価値
日本では現在、築後20年でほぼ無価値になる戸建て住宅の査定方法の改訂を進めており、
買い替え、売却時に「築年数」ではなく、「質の高さ」が取引価格に反映されるように評価の仕組みを見直しています。
省エネに特化したZEH住宅は比較的高値で売却できるかもしれません。
メリット❹停電時に対処できる
自家発電で作ったエネルギーを蓄えておける蓄電池を設置しておけば、もしもの時にも蓄電池からエネルギーを供給することができます。
また、蓄電池があると陽が沈んだ後も日中に蓄えたエネルギーを使うことができます。
ZEH住宅のデメリット
ZEH住宅にはメリットばかりではなく、デメリットも存在します。
検討されている方は、総合的に判断しましょう。
デメリット❶導入コストがかかる
ZEH住宅として認可されるには太陽光発電や、省エネ設備の導入が必要になります。
補助金が出るとはいえ、ある程度の初期費用がかかることは確認しておかなければなりません。
デメリット❷太陽光発電が安定しない
太陽の光からエネルギーを作る太陽光発電ですが、天候によってそのエネルギー量が変わってきます。
特に梅雨の時期や冬は発電量がへる可能性が高くなります。
最後に
ZEHは国が積極的に進めている分野です。今後も住宅性能を考える上で大きな指標となるでしょう。
初期費用はかかりますが、光熱費の削減や、資産価値の向上など、長期的なメリットがあります。
性能をあげればその分コストも高くなっていきます。
メリットとデメリット、初期費用やメンテナンス費など総合的に考えて採用する・しないを考えましょう!
ZEH導入をお考えの方はぜひお気軽にお問い合わせください
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