キッチンのワークトップ(天板)の素材どうする?/Web住宅展示場
2021/10/29
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本日は「キッチンのワークトップの素材」について解説したいと思います!
キッチンは毎日使う場所なのでもちろん使い勝手が良く、メンテナンスがしやすいものが良いですよね。
さらに最近はオープンキッチンにされる方も多いため、その見た目も重要ですよね!!
そんな重要なキッチンのワークトップの素材。
どんな素材があるのか、それぞれどんな特徴があるのか、解説していきます!!
素材❶ステンレス
キッチンのワークトップ
キッチンのワークトップ、最初にご紹介する素材は「ステンレス」です。
ステンレスはワークトップの素材として、ずいぶん前から使われていて、今も人気の素材です。
人気の理由は、その高い耐久性、耐熱性、耐水性。
そしてコスパが良いこと。が挙げられます。
私の実家のキッチンもステンレスのワークトップですが、25年経った今も落ちにくい汚れはあるものの機能的に劣化しているような部分は見られません。
すごいですよね◎!
また、ステンレスキッチンはどんどん進化していて意匠性の高いものが販売されています。
直線的なデザインに仕上げることでよりシャープな洗練された印象に魅せることができ、最近人気のスタイリッシュな空間によく合います。
このほか、敢えて異素材の木と合わせて空間がほっこりしすぎないように、引き締める役割にもステンレスキッチンはもってこいです。
ステンレスのデメリットを挙げるとすると、「キズ」がつきやすいことです。
このデメリットを克服するために、初めからエンボス加工やバイブレーション加工を施し表面に凹凸をつける加工がよく採用されます。
加工の仕方によって見た目も大きく変わりますし、お値段も変わってきます。
ステンレス素材を選ぶ場合は、その仕上げの加工がどんなものなのか、よく比較することが重要です◎
こちらはサンワカンパニーのステンレスキッチン!
無駄のないデザインがおしゃれですね〜✨
素材❷人工大理石
キッチンのワークトップ
2つ目にご紹介するのは「人工大理石」。
今までの常識ではなかった、真っ白なキッチン!を叶えてくれるため数年前から人気です◎
大理石とは言っても、大理石に似せて作られた人工のもので、その素材はアクリル系やポリエステル系の樹脂です。ポリエステル系の方が安価なのですが、紫外線によって黄色く変色したり汚れが落ちにくいデメリットがあるため、現在の主流はアクリル系樹脂となっています。
見た目ではわからないので、アクリル系なのかポリエステル系なのかは必ず購入前に確認しましょう!
また、この人工大理石が人気の理由として、天板とシンクを一体成形した商品があることが挙げられます。
天板とシンクにつなぎ目がないのでその部分の掃除の手間がなくなります✨
見た目にもスッキリとシンプルです。
そんな人工大理石のデメリットは耐熱性が低いことです。アクリル系樹脂製であっても耐熱温度は約200度ほど。熱いフライパンなどを直接置くのは危険です。
また、ステンレスに比べ素材が硬いため、シンクでガラス製のコップなどを落とすと割れる恐れが高くなることもデメリットの一つです。
素材❸メラミン
キッチンのワークトップ
デザイン性と安価さで選ぶならもってこいのメラミン性ワークトップ。
メラミン化粧板は、かんたんに言うと、耐久性のあるプラスチックの板材です。
樹脂含浸紙(メラミン樹脂+フェノール樹脂)を何枚もかさねて高温・高圧で積層成形しています。
デザインが豊富で木目柄など別の素材の風合いを再現することも可能です。
木目柄にすれば、設備ではなく家具のようなキッチンを作り上げることもできそうですね。
趣味に合わせて個性的なキッチンを実現できます。
注意したいのはメラミンと一口に言ってもその性能が商品ごとに大きく違う点です。
キッチンハウスなどヨーロッパのキッチンメーカーのメラミンは高性能メラミンとも呼ばれ高い耐熱性が魅力です。ただ、日本製のメラミンの場合、熱には弱いものもあるので鍋などを直接置くことは避けた方が無難です。
必ず購入前に確認が必要ですね。
❹そのほかの素材
キッチンのワークトップ
定番のステンレス、最近人気の人工大理石、メラミンをご紹介しましたが、このほかにも様々な素材でキッチンを作ることが可能です。
ナチュラルな可愛らしいキッチンにこだわりたい方はタイル性のワークトップも素敵ですね。
タイルなので、耐熱性・耐水性が高く使い勝手の良いキッチンにすることが可能です。ただ長い目で見ると目地の部分が黒ずんできたり痩せてくるなどする可能性が高くメンテナンスが必要です。
また、施工に時間がかかることもデメリットです。
価格については選ぶタイルによって大きく変わってきます。
タイルの他、天然石をワークトップにすることも可能です。御影石が採用されることが多く、天然石にしかない唯一無二の風合いが高級感溢れるキッチンに仕上げてくれます。
デメリットは主に輸入品が使われるため、運搬や施工に費用がかかり、結果的に高価なキッチンとなることです。また施工に慣れた工務店を選ぶことも重要です。
おわりに
本日はキッチンのワークトップの素材をご紹介しました。
見た目と使い勝手、価格の3つのバランスをよく考えて選ぶことが重要です。
キッチンは料理をすれば、毎日汚れ毎日掃除する場所です。メンテナンスのしやすさは特に重要ですね。
我が家はメラミン天板、ステンレスシンクですが、メラミン天板の掃除のしやすさはかなり気に入っています◎
ただステンレスのシンクは傷やくもりが気になりますね。私の個人的な感想ですが。
どんなキッチンにするか、ショールームをたくさん見学することはもちろん、インスタグラムなどのSNSで実際にそのキッチンを使っている人の生の声を聞いて、決めることをオススメします✨
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