「地盤改良」のいらない可能性が高い土地とは?/Web住宅展示場
2021/03/21
ブログをご覧くださりありがとうございます!
「地盤改良」という言葉をご存知でしょうか?
地盤改良とは、その土地を家の重さに耐えうる土地にするために改良工事を行うことです。
選ぶ土地によって、「地盤改良工事費用」は数十万円なのか、数百万円なのか、必要な費用が大きく異なります。
出来ることなら、地盤改良工事費用は安く抑えてその分お家の設備などにお金をかけたいですよね。
そこで本日は地盤改良のいらない可能性が高い土地を考えてみたいと思います!
①標高が高い土地
地盤改良のいらない可能性が高い土地、その①は
「標高が高い土地」です。
基本的に、周りより標高が高い丘の上などの土地は地盤が強いと言われています。
高級住宅街と言われるエリアも、こんな坂があるのに!と思うような丘や山の麓のようなエリアが多いですよね。
それもこの地盤の強さと関係があるのかもしれませんね。
反対に、川や池、田んぼが近くにある、標高が低い土地は地盤が弱いことが多いです。
②造成地には注意が必要
地盤は、一度掘り返し、そのまま土を戻すと弱くなります。
「擁壁」を作るために土を掘り返し、土を戻す…すると擁壁の周囲の地盤が弱くなってしまいます。
地盤は弱い部分だけを改良すればいいわけではありません。土地の中の地盤の強さが均一でないとねじれが発生してしまいます。
そのため、一部でも弱い場合は全体を改良するしかありません。
造成地・擁壁がある土地は地盤改良費用が高い可能性がありますので注意しましょう。
③地名・神社の場所にも注目
地名は古くからのその場所の在り様を表している場合が多くあります。
そのため、地名に「丘」「山」のような名前がついている場合は強固な地盤である可能性が高くなります。
反対に「川」や「田」などがつく場合は地盤が弱い可能性があります。
また、お寺や神社の場所に注目してみるのも一つの手です。
古くから災害に強い場所にお寺や神社ば建てられていますので、その近くは地盤が強かったり、災害にも強い可能性があります。
④資料も活用しよう
また、地盤の強さを知る方法として、国土地理院が公表している「国土変遷アーカイブ空中写真閲覧」というものがあります。
これを見れば、その土地が過去にどんな場所だったのかを知ることができます。
もともと川や田んぼ、池だったような場所は地盤が弱い可能性がありますね。
その他にも、地盤調査会社が公表している「地盤改良履歴」を調べる方法があります。
自分の購入予定の土地周辺でどの程度地盤改良工事が行われているのかで、自分の土地の強さを予測することができます。
購入前にぜひチェックしてみてくださいね!
でも、調査をしないとわからないのが地盤…。
地盤改良のいらない可能性が高い土地として4つのチェックポイントをご紹介しました。
◆標高が高い土地
◆造成地には注意が必要
◆地名・神社の場所を参考にする
◆資料を活用する
ですが、、、実際に購入予定の土地にどれだけ地盤改良の必要があるのかを正確に知ることはできません。
地盤調査をすればはっきりするのですが、他人の土地を勝手に調査するわけにはいきません。
だからやはり、購入後に調査をするしかないのです。
そこで、地盤改良工事費用が数百万円かかってしまった場合にダメージを一番低くする方法をお教えします。
それは、きちんと地盤改良工事に最初から予算を振り分けておくことです。
住宅会社の中には、他社よりも見積もりを安く見せるために、地盤改良工事費用を安く見積もっているところもあります。
安いと思っていたら、高くついた…これが一番ダメージが大きいですよね。
家の間取りを変更する等、大幅な減額調整が必要になってしまう可能性があります。
周囲の地盤改良実績などを参考に高めに見積もっておけば、安く済んだ時にとても嬉しいですよね。
オプションで設備機器をランクアップできるかもしれません
しっかりと地盤改良工事費用に予算配分をしておきましょう◎!!
Web住宅展示場では皆様の家づくりに役立つ情報を発信中です!
・土地探し
・住宅会社選び
・資金計画
などなど、家づくりのお困りごと、不安なことは直接住宅建築コーディネーターにご相談いただくことも可能です◎
オンライン相談も行っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
お待ちしております。