タンク付きトイレとタンクレストイレ、迷った時の比較ポイントをご紹介!/Web住宅展示場
2021/09/10
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本日は住宅設備の中から「トイレ」についてのお話です。いろいろな種類・機能のあるトイレですが、大きく「タンク付きトイレ」と「タンクレストイレ」に分けることができます。この2つ、それぞれのメリットとデメリットをまずは押さえて、後悔のない選択をしましょう!
では、6つの項目でタンク付きトイレとタンクレストイレを徹底比較してみましょう!
比較❶お値段は?
タンク付きトイレ、タンクレストイレともに様々な価格帯のものがあるので、一概には言えませんが、
多くのメーカーで価格を抑えた商品が充実しているのは「タンク付きトイレ」だと言えます。
本当に安くしたい!という場合は機能を最低限に絞った廉価版がメーカーに問い合わせれば存在することもあるようです。
反対にタンクレストイレは多くのメーカーでデザイン性や機能性に力を入れた商品が多く、結果的に高価格帯のものが多くなります。
ただ、最近ではタンクレストイレの人気の高まりを受け、タンクレストイレでも機能を抑えた低価格帯の商品も増えてきました。
トイレを選ぶ場合は、節水やお掃除の機能と価格のバランスをよく検討する必要があると言えますね。
また、トイレ本体だけではなく、トイレ全体として価格を考えた時にもタンクレストイレの方が高くなりやすいと言えます。
それは、タンクレストイレの場合にはトイレとは別に「手洗い」が必要になるためです。
この点も忘れずに考慮しておきましょう。
比較❷見た目は?
次に「見た目」という視点で比較してみましょう。
この比較には私の主観も含まれてしまいますが、やはりスッキリと見た目が良いのは「タンクレストイレ」です。
各メーカーも力を入れているので、デザイナーとコラボするなど、今までのトイレの概念を覆すようなおしゃれなトイレが多々発表されています。
また、トイレ=白という固定概念がありましたが、最近ではトイレ全体の空間にもこだわりがある方が増え、ブラウンやブラックといった今までにはない色展開も登場しています。
(https://www.lixil.co.jp/lineup/toiletroom/satis/case/g_type/#Plan-17)
こちらはリクシルのサティスというトイレ。
トイレがここまでオシャレに出来たら、お客さんもびっくり、褒められそうですよね〜!
タンクレストイレのスッキリ感には及ばないものの、タンク付きトイレも、一昔前よりもかなりデザイン性が向上しています。
(https://www.lixil.co.jp/lineup/toiletroom/amage_z_s/)
こちらはリクシルのアメージュという商品。
今までのタンク付きトイレよりも凹凸が少なく、スッキリとした見た目に仕上がっていますね!
トイレ全体の空間にもこだわってトイレ選びを楽しみたいものですね◎
比較❸省スペースなのは?
タンク付きトイレとタンクレストイレを比較すると、タンクレストイレのほうが、タンクや手洗いが無い分約20センチほど奥行きが小さくなります。
そのため、トイレのスペースがかなり限られている場合はタンクレストイレを選択し、手洗いは洗面室を利用するのが一番コンパクトに収める方法になります。
比較❹掃除のしやすさは?
次に掃除のしやすさを比較してみましょう。
トイレそのものの掃除がしやすいのはタンクがなく凹凸の少ないタンクレストイレだと言えます。
ただタンクレストイレで別に手洗いを設ける場合はそちらの掃除も必要になりますね。
また、掃除がしにくい、と言われているタンク付きトイレも改良が進み、かなり掃除が楽になっています。
掃除のしやすさは、タンクのある無しよりも、トイレのふちの構造やトイレ本体の素材、リフトアップ機能の有無、自動お掃除機能の有無などが重要になってきます。
タンクレス=掃除が楽、タンク付き=掃除が大変、とは一概に言えませんね。
比較❺水圧や使い勝手は?
タンク付きトイレはタンクに溜めた水を流すという構造なので水圧は関係ありませんが、タンクレストイレは水道から直接つなぐので、水圧の弱い戸建ての2階やマンションの高層階では設置できなかったり、設置できても「ブースター」という別の機械が必要になる場合があります。
タンク付きトイレに比べて、タンクレストイレは電気で水を流すという家電的な側面が強くなりますので、タンク付きトイレよりもメンテナンスが必要になる可能性が高いことも覚えておいていただきたいポイントです。
日々の使い勝手として、タンク付きトイレはタンクに水が溜まるのを待つ必要があるため、繰り返し水を流すことができませんぎ、タンクレストイレはその必要がないため、繰り返し水を流すことが出来るというちょっとしたメリットもあります◎
比較❻災害時に強いのは?
必需品のトイレ、停電や断水など災害時でも使いやすいのはどちらでしょうか?
答えは「タンク付きトイレ」です。
停電のみであれば、タンクに溜めた水をレバーで流すタンク付きトイレは通常通り使用できますが、
タンクレストイレは電気で水を汲み上げているため、使用できなくなります。後ろのカバーを開ければ手動レバーが付いていて水を流すことができますが、水はバケツなどで便器に入れる必要があるなど、ひと手間が必要になります。
断水の場合も強いのはタンク付きトイレです。
タンクに溜めてある水で一回は流せますし、その後も風呂の残り湯などがあれば、タンクに水を入れて使用することができます。
タンクレストイレの場合、残り湯など水がある場合もタンクには入れられないので、直接便器から流すことになります。便器から直接流すと普段の水流とは異なるためいつも以上に水が必要になるというデメリットがあります。
あなたはどっち?
以上、6つの項目でタンク付きトイレとタンクレストイレを比較してみました。
あなたはどっちを選びますか?
迷った時におすすめの選択としましては、戸建てでトイレが2つある場合、来客がよく使うLDK近くのトイレをタンクレストイレにし、家族しか使わない寝室近くのトイレをタンク付きトイレにする、という選択です。
そうすれば、お客様に使ってもらうトイレはデザインにこだわれますし、災害の時もタンク付きトイレがあるので安心ですね!
あなたの家づくりの参考にしていただければ幸いです◎
おわりに
本日はタンク付きトイレとタンクレストイレの比較をしてみました!
家づくりは選択の連続!!
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