吹き抜けがある家に住んでみて思うこと/Web住宅展示場
2021/04/20
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本日は「吹き抜け」についてです。
実際に吹き抜けのある家に住む私が、その住み心地をレポートしたいと思います!
吹き抜けとは
そもそも「吹き抜け」とは?
1階部分の天井・2階部分の床を抜いた縦空間のことで、主にリビングや玄関・階段部分に作られます。
最近は注文住宅はもちろん、規格住宅や建売住宅でも採用されるなど、ポピュラーになりつつあります。
床面積を削ることになるので、どんな意図で吹き抜けを作るのかを明確にし、後悔のない選択をしてくださいね。
我が家の吹き抜け
我が家の吹き抜けは、玄関・階段にあります。
わざわざ吹き抜けを作ったというよりは、階段がスケルトン階段なのでそこと少し階段横のスペースが自然な吹き抜けになっているという感じです。
我が家、とても小さいので吹き抜けも最小限のスペースです。
どうして吹き抜け・スケルトン階段を採用しているかというと、我が家は旗竿地に建っていて周囲を住宅に囲まれており、1階の「採光」を確保するために必要だったからです。ちなみに我が家は採光のために2階リビングを選択しています。
吹き抜けのメリット「採光」
我が家では採光のために吹き抜けを作ったとお伝えしたように、吹き抜けをつくることで階下へ光を落とすことができます。
我が家も吹き抜けのおかげで、1階・玄関がとても明るくなっています。
吹き抜け・スケルトン階段でなかったらかなり暗くなっていたと思うので本当に良かったです。
このように、明り取り・採光のために吹き抜けという選択肢はとても有効です。
旗竿地や住宅密集地で土地を購入される方はぜひ覚えておいていただきたいですね。
吹き抜けのメリット「開放感」
吹き抜けを作りたい!と思う理由として、吹き抜けによって天井が高くなり「開放感」が得られるから。という方も多いのではないでしょうか。
実際に我が家でも、1階の寝室に寝転ぶと、吹き抜けの窓から空が見えるので「気持ちいいな…」と実感します。寝室の扉を開けていたら、ですが💦
ただ、我が家の場合リビングに吹き抜けがあるわけではないのでそこまで開放感を常に感じるかと言われると難しいところです。
吹き抜けを開放感のために採用したいのであれば、リビング等長く過ごす空間に取り入れることがおすすめだと言えますね。
吹き抜けのデメリット?「音問題」
吹き抜けを採用するかどうか迷われる一つの要因として「音問題」があるのではないでしょうか?
我が家も本当に音、声はよく聞こえます。1階と2階で普通に会話ができます。。
1階の寝室で扉を閉めても、2階のテレビの音が内容までは聞こえませんが、何となくは聞こえてきます…
私はそこまで気にならずに眠れるタイプですが、気になる方はドアを防音性の高いものにするなどなにか対策をとることをお勧めします。
ただ、この音問題はデメリットばかりでもないように思います。
我が家は娘がいるのですが、1階で家事をしていても音や声で何となくどんなふうに遊んでいるのかがわかるので助かっています。
家中どこにいても家族の気配が感じられる、一体感のある家だと思うとメリットかもしれません。
この辺りはご家族それぞれの価値観により大きく変わる部分ですので、吹き抜けを取り入れるのであればよく相談しておくことが必要ですね。
また、「音問題」と同じく心配される「匂い問題」ですが、これは間取りによって大きく変わります。
我が家の場合は、2階にキッチンがあるので1階に料理のにおいが届いて気になるということはありません。
ただ、1階LDKの場合でキッチンとリビングが近く、キッチンのすぐ隣に吹き抜けがあると吹き抜けを通って2階までにおいが上ることはあります。
間取りを工夫する・換気扇の位置を工夫するなど方法はありますが、どれも完璧とは言えません。
どこまで気になるか個人差がありますが、においがとても気になるという方は吹き抜け自体を考えなおす必要があると言えますね。
吹き抜けのデメリット「冷暖房効率」と寒さ問題
吹き抜けを採用するうえで、一番気になるのが「冷暖房効率」ではないでしょうか。
全館空調を取り入れるのであれば問題ありませんがそれ以外の場合は気になりますよね。
我が家も全館空調ではありません。ですが気密性・断熱性が高いためにそこまで効率の悪さや寒さは感じていません。
夏場は2階のリビングについているエアコン1台で家中を快適にすることができます。
ただ、やはり全館空調ではないので、全部の部屋の温度が一定にはなりません。エアコンに近いところは寒いけど、離れると少し暑い…というのが住んでみた正直な感想です。
また、冬場ですが、やはり冷たい空気が下へ流れるという性質があるため2階よりも1階の方が寒かったですね。でも比べると寒いという程度で不快なほどではありませんでした。
2階から冷たい空気が吹き降りてくる…とお話されている方もいらっしゃいましたのでそうなると辛いですよね。
やはり、吹き抜けがあることによって、暖かい空気は上へ・冷たい空気は下へという流れはできてしまうので、あとはその家の性能でどこまで家全体を快適な温度に保てるか、で吹き抜けの冷暖房効率・温度問題は決まりますね。
抜けを採用する場合は、全館空調もしくは必ず気密性・断熱性にこだわって建ててくれる住宅会社にお願いするのは必須だと言えます。
本日のまとめ
注文住宅・規格住宅など、住宅購入をお考えのみなさま、「吹き抜け」についておわかりいただけましたでしょうか?
実際に私が吹き抜けのある家に住んでみた感想も交えてご紹介させていただきました。
■吹き抜けは「開放感」「採光」にとても有効
■吹き抜けを作るなら必ず性能にこだわっている住宅会社で!
が本日の重要ポイントです
皆様の家づくりに役立てば幸いです。
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