交通事故より危険⁉︎ヒートショックに注意!/Web住宅展示場
2021/04/16
Web住宅展示場ブログをご覧くださりありがとうございます!
本日は「ヒートショック」についてお伝えしたいと思います。
皆さんはこんなショッキングなデータをご存知ですか?
年間、お風呂で亡くなる方の人数、なんの19000人。
(ヒートショック以外の転倒などの理由も含んだ数字です。)
この数字は、交通事故の死者よりもなんと4倍も多いのです。
安全で一番リラックスできる場所であるはずの、自分の家のお風呂が、実は道路よりも危険だったなんてショックですよね。。
危険な家、にならないためにどうすればいいのかご紹介していきます。
ヒートショックとは
テレビなどでもよく取り上げられましたし、もうご存知の方も多いかと思いますが、ヒートショックとは、温度差による急激な血圧の変化によって様々なダメージが起こることです。
冬のお風呂の場合はこんな感じです。
暖かい室内、安定した血圧😀→寒い脱衣所、血管が縮み血圧の上昇🥶→暖かい湯船の中、血管が急激に拡張血圧の低下🔥
このように、脱衣所と湯船、という大きな気温差が危険なのです。
ヒートショックを起こさないために
ヒートショックを起こさないためには家の中の温度が出来るだけ均一であれば良いということです。
そのためには、家の断熱性と気密性という二つの性能が大切になります。
もちろん、脱衣所をヒーターなどで暖めておくという方法もありますが、これから家を建てるのであればそんな方法ではなく、根本的に解決しておきたいですよね。
⚫︎断熱性とは?
断熱性とは外の暑さ、寒さを家の中へ伝えないように熱を遮断することです。
壁の断熱材も大切ですし、玄関の扉や窓もきちんと断熱機能が高いものを選ぶ必要があります。
特にお風呂や脱衣所の窓には注意したいですね。
(過去ブログもご参考にぜひご覧ください。
⚫︎気密性とは?
気密性とは、家の隙間がいかに少ないかを表します。せっかく良い断熱材を使っても、隙間がたくさんある気密性が低い家では元も子もありません。
気密性については、実際に家を建てるまでその数値がわからないのですが、各住宅会社によってこれまでの建築実例の数値から平均値を出しているところもありますので参考に聞いてみましょう。
断熱性はお湯が冷めない魔法瓶、気密性はその魔法瓶のフタです。この2つを大事にすることで快適な家になります。
大切な断熱性と気密性。この2つの性能においてまだまだ日本の住宅は世界と比べて遅れていると言わざるを得ません。
なんと、イギリスでは室内の温度が18度以下になる家は建築不可となるのです。日本では室内が18度以下になる家なんてざらにありますよね。
私の祖母の家もとても寒いです。きっと壁の中で断熱材も歪んでしまって機能を果たしていないのでしょうね。
耐震性については、日本は地震大国ですか、かなり発展しています。このまま建替えが進んで地震が起きても倒壊する家がゼロになれば素晴らしいですよね。
お客様でも、皆さま耐震性はすごく気にされています。どこに住むにしてもいつ大地震が来てもおかしくない日本だから当然です。
でもそれと同じように、家の断熱性、気密性も命に関わる重要な性能だと知っていただきたいです。
本日のまとめ
実は交通事故よりも年間の死亡者数が多いお風呂の事故、中でもヒートショックについてお伝えしました。
ヒートショックを防ぐには家の中の温度差を無くすことが大切。そのためには家の断熱性と気密性が重要だと言うことです。
家の外観や内装、インテリアを考えることはとっても楽しいですが、性能にも目を向けて、長く安心して快適に過ごせる住まいを実現させてくださいね。
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