性能の良い住宅とは?住宅性能表示制度について/Web住宅展示場
2021/02/14
住宅の性能とは?
ブログをご覧いただきありがとうございます!
住宅展示場や、ハウスメーカーのカタログでもよく見かける「性能の良い住宅」
よく聞くこの言葉ですが、そもそも「性能の良い住宅」とはどんな家を指すのでしょうか??
実は国が定めた「住宅性能表示制度」という基準によって、住宅を簡単に比較できるようになっています。
住宅性能表示制度では、以下の10項目を評価します。
❶地震などに対する強さ
地震などの影響による構造躯体の倒壊・崩壊等のしにくさを表します。
❷火災に対する安全性
火災の早期の感知のしやすさ・避難の容易さ・延焼に対する強さを評価しています。
❸柱や土台などの耐久性
構造躯体等に使用される材料の劣化を軽減する対策を評価しています。
❹配管の清掃や補修のしやすさ、更新への配慮
排水管・水道管・ガス管の点検・清掃・修繕のしやすさを評価しています。
❺省エネルギー対策
構造躯体の断熱化等によって、どれだけエネルギーを削減できるかを評価しています。
❻シックハウス対策・換気
化学物質の濃度を低減するための建材選定と換気対策について評価しています。
❼窓の面積
採光・日照・通風を考慮した開口部の面積と位置について評価されています。
❽遮音対策
足音や話し声・騒音の伝わりにくさを評価しています。
❾高齢者や障害者への配慮
移動時の安全性の確保・介助のしやすさを評価しています。
➓防犯対策
開口部の侵入防止対策についてどの程度配慮なされているかを評価しています。
まとめ
住宅性能表示制度は、住宅の比較が簡単にできるだけではなく、「住宅ローン」や「地震保険」などを利用する際にも有利というメリットもあります。
しかし住宅性能を上げれば、数値上は快適な家は立てられますが、当然コストは高くなっていきます。
また、日当たりを求めて窓を大きくすれば、耐震の評価が下がる可能性が出てきます。
それぞれのメリットやデメリット、初期費用やメンテナンス費などを総合的に考え、検討しましょう。
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