戸建てにも4種類ある!あなたに合った戸建て住宅はどれ?/Web住宅展示場
2021/03/13
ブログをご覧くださりありがとうございます!
本日は「マイホームは戸建てがいい!」とお考えの方へ、家づくりの基礎知識である戸建住宅の種類についてお話したいと思います。
戸建てのマイホームと聞いて、思い浮かべるのは「注文住宅」と「建売住宅」ではないでしょうか。
でも実はさらに細かく4種類に分けることができるのです。
戸建て住宅4種類
実は注文と建売だけじゃない!
戸建て住宅の種類は?と聞かれて、頭に浮かぶのは「注文住宅」と「建売住宅」ではないでしょうか?
確かにその通りなのですが、さらに細かく4種類に分けることができます。
契約前にどの種類なのかを知っておかないと、「思っていたのと違う!」と後悔に繋がってしまいます。
ぜひ知っておいてください!!!
気になる4種類はこちら↓
戸建て住宅4種類
■建売住宅
■規格型住宅
■セミオーダー型住宅
■フルオーダー型住宅(注文住宅)
建売と注文の間に2つの種類がありますね。
それぞれのメリットとデメリットを順に解説していきます。
■建売住宅
完成した家を購入する
まずは「建売住宅」から見ていきましょう。
建売とはあらかじめ家を建ててから販売をする戸建て住宅のことです。
チラシや街角でも目にする、一番身近な販売方法ではないでしょうか。
メリット
■実物を見て購入できる。
■土地と建物を同時に購入することができる。
■引き渡しまでの期間が短い。
■価格が安い
建売住宅のメリットは実物を見てから購入できること。想像していたより狭い・暗いなど注文住宅にあるような失敗はありません。
また、土地を建物を同時に購入できることで、つなぎ融資の必要がないなど購入時の諸経費を安く抑えることができます。
さらに、建売住宅の場合、土地を業者が安くでまとめて購入しているパターンも多く、立地の良いエリアに手が届く場合もあります。
デメリット
■万人受けするようにありきたりなデザイン・間取りが多い
■価格が安い分、性能が低いことも。
建売住宅は建てる段階ではどんな人が住むのかわかっていないまま建てることになるので、一般的に多い4人家族を想定して建てられているパターンが多いです。1階にLDK+洗面・お風呂、2階に居室というようないわゆるよくある戸建ての間取りが多いです。
住まい手に合わせた間取りではない部分もあるので、自分たちが家に合わせた住まい方をする必要がありますね。
もう一つ、気を付けたいデメリットは、建築の途中を見ることができないので、構造や断熱などの性能に不安があることです。
事前に販売会社・施工会社をよく確認するようにしましょう。
あまり屋根や外壁などの設備、性能が悪いと、購入時のイニシャルコストは安くても、ランニングコストが高くつく場合もありますので長い目で見て比較することが大切です。
■規格型住宅
規格型住宅とは、あらかじめ住宅会社が用意している間取りをカタログから選んで建てる家のことを言います。
壁紙や床・設備機器なども決められた範囲の中から選ぶことができます。
最近は注文住宅を行っている住宅会社が、価格を抑えた規格型住宅の商品を販売することも増えてきています。
メリット
■決まった中から選ぶので、自分たちで決める手間が少なく、引き渡しまでに必要な期間も短い。
■担当者・設計者による仕上がりの差が少ない。
■注文住宅に比べるとお安く建てられる。
■浮いた予算を土地に掛けることができる。
プロが考えたプラン集の中から選んで建てられるのが、自分で決められる楽しさはありながら、安心感もあり嬉しいですね。
最近はプランを数百用意している住宅会社もあり、企画住宅に力を入れている住宅会社が増えているなという印象です。
デメリット
■決められた間取りで建てるので、その土地に最適な間取りではない可能性もある。
■規格外の変更が割高
■形状が複雑な土地とは相性が悪い。
決められた間取りを建てるので、その土地の良いところ(方角や周りのロケーションなど)を最大限に引き出した間取りになっていない場合もあります。
ここに窓があったら海が見えるのに、など細かいところは注文住宅にはかないません。
また、その間取りを建てるにあたって必要な土地の大きさ・形状などがあるので、狭小地や変形地との相性は悪いです。
■セミオーダー住宅
セミオーダー住宅とは、家の間取りは営業さんや設計士がお客様の要望に合わせて作成するが、構造や仕様など家の基本部分は決まっていて、建具・設備機器などは一定の範囲から選べるという販売方法のこと。
メリット
■間取りの自由はあるが、仕様が決まっているため注文住宅よりはお安い場合が多い。
■仕様を制限することで、アフターサービスに力を入れている住宅会社が多い。
デメリット
■間取りの打ち合わせに時間がかかる為、引き渡しまでの期間が長い。
■注文住宅だと思って契約すると、制限が多いため「思っていたのと違う!」となる場合がある。
仕様を決めて、家づくりをスムーズにしアフターサービスをしやすくしているセミオーダー住宅。間取りを自由に決められるので一見注文住宅と同じように見えますが、実は制限が多い(この壁は抜けない、キッチンは自社のものから選んで…など)ので事前に制限をよく理解しておく必要があります。
■フルオーダー住宅(注文住宅)
間取り・仕様・設備などすべてが自由に選べるタイプの販売方法です。
住宅会社ごとに「標準仕様」の範囲が決まっており、こだわりたい部分を変更していくのが注文住宅の一般的な流れです。
メリット
■自分たちの思うような間取り・内装・外観にできる
■性能にもこだわって建てている住宅会社が多い
デメリット
■お金・時間・労力が必要
注文住宅は家を購入するというより、家を建てるという感覚。一から作り上げていく工程を楽しいと思える方にはぜひお勧めしたい販売方法です。
ただ、家づくりにかける時間がない、そこまでのこだわりがない、、という方にとっては毎週続く打ち合わせが負担になることも。
本日のまとめ
戸建て住宅の4つの販売方法をご紹介しました。おわかりいただけましたでしょうか?
どの方法が良くてどの方法が悪いわけではありません。
自分たちが
■家にどのくらいこだわりたいのか
■家づくりにかけられる時間・お金・労力はどのくらいあるのか
■土地と建物、どちらを優先したいのか
をよく考えて、ご相談者様にとって最適な方法を見つけてください。
Web住宅展示場では、家づくり相談を無料で行っております。
相談実績豊富な住宅建築コーディネーターが、家づくりのお悩みを解決します。
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