「引き違い窓」以外の選択肢/Web住宅展示場
2021/03/01
注文住宅をお考えの皆様、もう内装や外観のイメージはふくらんでいますか?
外観・内装の完成度、断熱性や防犯性にもかかわる「窓」について、本日はお話したいと思います。
「窓」と聞いてイメージするのはどんな窓ですか?
Q.
「窓」と聞いてイメージするのはどんな窓でしょうか?
きっと、左右どちらからも開閉できる「引き違い窓」を想像される方がほとんどではないでしょうか?
このような窓が引き違い窓です。
でも実は、窓にはもっとたくさんの種類があります。
例えば、明かりを取り込むためだけの開かない窓「フィックス窓」
風を取り込むことが得意な「縦滑り出し窓」
視線を遮ることが得意な「横滑り出し窓」
などなど…
図面がそうなっていたから。という理由で、特に意図もなくすべての窓が引き違い窓になっている場合、本当にその場所に引き違い窓が最適なのかを
もう一度チェックしてみることをおすすめします。
例えば、脱衣所やお風呂・お手洗いなど、換気のためには窓を付けたいけれど、外からの視線が入ってきては困りますよね。
そんな場所では、開けていても視線が気になりにくい、型ガラスを使った横滑り窓の方が適しているといえます。
開ける必要のない明り取り用の窓であれば、フィックス窓を選ぶ方がカギなど余計な設備がないので見た目がスッキリしてスタイリッシュになります。
また、開閉するための溝もないのでお掃除が簡単です。
そして、「見た目」の話をしますと、あまり引き違い窓を多用すると、ありきたりな印象になってしまいがちです。
実際に、「おしゃれだな!」「こだわり感じるな!」と思う家には面白いくらいに引き違い窓は使われていません。
ぜひ展示場や街中のお家の窓をチェックしてみてくださいね!
窓の「性能」をチェックすることも忘れずに!
02.
窓は「性能」についてもしっかりチェックする必要があります。
家の熱の7割は窓から出入りする。と言われていることをご存じでしょうか?
それくらい窓の断熱は大切なのです。
すべての窓の性能を高めることが難しい場合は西日がよく当たる窓など優先順位をつけて検討してみてください。
窓のサッシは
アルミサッシ<複合サッシ(外側アルミ・内側樹脂)<樹脂サッシ
の順に性能がよくなります。
アルミに比べて樹脂のほうが熱伝導率が低いため、冬場でも窓の近くにある室内の空気が冷やされず、結露が発生しにくいというメリットがあります。
窓ガラスは
ガラスが二重になった複層ガラス<複層ガラスのガラスに熱をカットする膜を張ったLow-E複層ガラス<Low-E複層ガラスの間に熱を伝えにくいアルゴンガスを封入したガラス
の順に性能がよくなります。
どこまでの性能を求めるのか、窓ごとに検討してみることも大切です。
また断熱性能のほかに、防犯性能についても確認しておく必要があります。
「CPマーク」という防犯性能が高いことを表すマークの有無は必ずチェックしましょう。
「泥棒の約7割は5分間侵入できなければあきらめる」というアンケート結果があります。
これを参考に、家の防犯をチェックしてみましょう。
本日のまとめ
03.
窓は
見た目・用途・性能(断熱と防犯)
あらゆる面からのチェックが必要です!
窓を考えるときに思い出していただければ幸いです◎
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