主流外壁材3種、それぞれのメリットとデメリットを解説!/Web住宅展示場
2021/10/06
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本日は「外壁」のお話です。
外壁にもたくさんの種類があるのですが、このブログではよく使われる外壁材3種に絞ってメリットとデメリットをご紹介していきたいと思います!
住宅会社によっても得意な外壁材、得意なテイストが異なります。住宅会社を決める前にもどんな外壁のお家にしたいのか、ぜひイメージを膨らませてみてくださいね!
❶モルタル塗り壁
主流外壁材、一つ目は「モルタル塗り壁」です。
モルタル塗り壁はセメントに砂と水を混ぜて作られる建材です。
和風、シンプルモダン、洋風、などあらゆるテイストに合わせられる「モルタル塗り壁」。
どのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか?
◾︎モルタル塗り壁のメリット
モルタル塗り壁の一番のメリットは塗り方によっていろいろ表現が出来るところです。
吹き付けで塗ると一番シンプルにスッキリと見せることができ、流行りのシンプルモダンな箱型のお家によく合います。
コテの跡が残るような塗り方をすれば、その家ならではのオリジナリティがある外壁を叶えることができます。
二つ目のメリットは「継ぎ目」が出来ないこと。サイディングには必ず出来てしまう継ぎ目がモルタル塗り壁にはありません。
継ぎ目が無いことは衣装的にもメンテナンス的にもメリットです。
◾︎モルタル塗り壁のデメリット
次にデメリットを見ていきましょう。
モルタル塗り壁は職人が現場で施行する外壁です。そのため、その出来は職人の腕に大きく左右されます。塗り壁を採用したいと事前に決まっている場合は塗り壁が得意な住宅会社を選ぶことが大切です。
二つ目のデメリットは工期が長いことが挙げられます。モルタル塗り壁は塗って乾かす時間が必要です。そのため天候によっても工期が左右されます。
三つ目のデメリットはモルタル塗り壁には「ひび割れ」の心配があることが挙げられます。
ひび割れてしまうとそこから家内部に水が入ってしまう可能性があり、家の寿命を縮めかねません。
そうならないために、モルタル塗り壁の仕上げの塗膜を選ぶときは「柔軟性」と「耐久性」を意識して選びましょう。
❷釜業系サイディング
セメントに繊維質や混和材を混ぜ、パネル状に仕上げた建材です。
パネルとパネルを繋ぎ合わせて施工していくため、必ずつなぎ目ができることが特徴です。
◾︎釜業系サイディングのメリット
釜業系サイディングのメリットは商品が無数にあることです。煉瓦調や塗り壁調、木目調などなど様々なデザインの商品が開発されています。
選ぶ時には、柄だけだなく「厚さ」もチェックすることがポイントです。サイディングの厚みが厚いほど柄の彫りが深くなり本物に近い(タイルなど)見た目になります。厚さが出る分価格は高くなりますが…
あまり彫りが浅い、安いサイディングを選んでしまうと一気に外観が安っぽくなってしまうことがあるので要注意です。
二つ目のメリットはパネルを繋ぎ合わせていくだけという施行性の高さです。そのため職人による仕上がりの差がなく安心感があります。
◾︎釜業系サイディングのデメリット
次に釜業系サイディングのデメリットを見ていきましょう。
デメリットは「つなぎ目」が出来てしまうことです。
タイルのようなサイディングを選んでもつなぎ目があることで本物のタイルではなくサイディングであることはわかってしまいます。
つなぎ目は一般的に「コーキング」というゴムのようなもので埋めて処理をするのですが、このコーキングの劣化スピードがサイディングパネルそのものよりも早く、西日が強く当たるような場所ではコーキングが痩せてスカスカになってしまったりひび割れてしまったりすることがあります。そうなるとそこから家内部に水が入ってくる恐れがあります。
コーキングの持ちは何年程度なのか、施行時に必ず確認しておきましょう。外壁のメンテナンスは足場を組む必要があることから高額になりがちです。
ただ、最近は大手ハウスメーカーなどで「コーキングレス」つまりコーキングのないサイディングパネルが開発され、このデメリットが解消されている商品も。コーキングが無くなるので30年間メンテナンスフリーと謳っている住宅会社もあります!
金属系サイディング
最後にご紹介するのは「金属系サイディング」です。
アルミニウムやガルバリウム合板を使った金属系サイディング。金属系独特のスタイリッシュな見た目、軽さが特徴です。
◾︎金属系サイディングのメリット
波打たせたデザインや独特のツヤなど、金属系サイディングにしか出せない衣装性が魅力の一つです。
またその軽さのおかげで建物への負担が少ない・耐震性が高いというメリットもあります。
◾︎金属系サイディングのデメリット
金属系サイディングは車と同じように、衝撃に弱く、衝撃を受けると凹んでしまうというデメリットがあります。
家にぶつかるなんてことある?と思うかもしれませんが、お子さんが自転車を停めようとしてゴツンと当ててしまうなど案外あるのです。
金属系サイディングを採用するのであれば駐輪スペースにゆとりを持たせるなどぶつからないよう予め工夫しておくと安心です。
また、凹みとともに気をつけたいのがキズです。
傷がついて塗装が剥げてしまうとそこから錆が広がることも。定期的に目視でも確認しておきましょう。
本日のまとめ
本日は主流外壁材3種をご紹介しました。
気になる外壁材は見つかったでしょうか?
それぞれ同じ種類の中でも商品によって金額や耐久年数が大きく変わってきます。
住宅会社ごとに標準仕様でどのくらいのランクの外壁材から選べるのか、契約前に必ず確認しておきましょう。
またどんな外壁にしたいのか、イメージが湧かない!という方はSNSで画像検索してみたり、お散歩してみたり、たくさんの家を見てみてくださいね◎たくさん見ていると自分の好みが見えてくるものですよ!
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